ロラン・バルト(Roland Barthes)の『テクストの快楽』、『彼自身による ロラン・バルト』、『恋愛のディスクール・断章』、『表徴の帝国』などから引用したテキストを投稿するtwitterボット、テキストの快楽(@textbot)の副読テキスト。「テキストの快楽」のためのテキストです。

『テクストの快楽』『恋愛のディスクール・断章』『表徴の帝国』

左から『テクストの快楽』『恋愛のディスクール・断章』『表徴の帝国』

投稿について

基本的に『テクストの快楽』(Le plaisir du texte)(みすず書房/第5刷)、『彼自身による ロラン・バルト』(Roland Barthes par lui-meme)(同/第1刷)、『恋愛のディスクール・断章』(Fragments d’un discours amoureux)(同/第15刷)、『表徴の帝国』(L’empire des signes)(ちくま学芸文庫/第1刷)のテキストをそのまま引用していますが、訳の表現が古すぎたり、140文字に収まらないなどの理由で、以下のようなテキストの改変を行っている箇所があります。

  • twitter の文字制限よる断片化。
  • 括弧()、鍵括弧「」などの記述記号の省略や追記。
  • 句点位置の変更。
  • 漢字/仮名表記の変更。
  • (書籍のタイトルを表すとき以外、)「テクスト」の表記はすべて「テキスト」に統一。

 

言語学/記号学的 漢字/カタカナ表記対応表

テキスト(テクスト)の織物(テクスチャ)をより一層愉しむために。

  • 言=パロール
  • 言語=ラング
  • 言葉=ランガージュ
  • 言説=ディスクール
  • 語法=パルレ
  • 読書=レクチュール
  • 文述=エクリチュール
  • 記号表現=シニフィアン
  • 意味形成性=シニフィアンス
  • 小説=ロマン
  • 物神=フェティッシュ
  • 熱中/熱気=ブリオ
  • 織物=テクスチャ
  • 通念=ドクサ
  • 逆通念=パラドクサ

 

ロラン・バルトについて

ロラン・バルト

ロラン・バルト(Roland Barthes, 1915年11月12日 – 1980年3月26日)はフランスの批評家。
シェルブールに生まれ、バイヨンヌに育つ。ソシュール、サルトルの影響を受け、エクリチュールについて独自の思想的立場を築いた。 歴史家にとどまらないミシュレの活動に着目した『ミシュレ』、「作者の死」の一編を収めた『物語の構造分析』、フランスのさまざまな文化・慣習を分析した『神話作用』、衣服などの流行を論じた『モードの体系』、バルザックの中編を過剰に詳細に分析した『S/Z』、自伝の形をとりながら自伝ではない『彼自身によるロラン・バルト』、写真を「プンクトゥム」という概念などで論じた遺作『明るい部屋』など、その活動は幅広い。