曲の雰囲気(Dark/Positive/Energetic/Calm)、年代、ジャンルなどを手がかりにして、音楽をいろいろ探求できるサイト、“Musicovery”(つまり Music+Discovery=Musicovery)。そこで公開されている“mapping music by Likes”は、歴代ポップソングに”Musicovery”のユーザから得たデータを加えてマッピングした、インフォグラフィックである。

mapping music by Likes

四角は曲の単位。マップの左右の位置は年代で、左から右に行くほど新しい。上下の位置は、このサービスにおける”I like”/”I don’t like”の割合で、上に行くほど”I like”の割合が大きい。また四角の大きさは”I like”(もしくは”I don’t like”)を押された数に対応している。四角の色はジャンルを表していて、上のチェックボックスによってジャンルを絞り込むことができる。

このマップの意義は、発売当時の曲の評価に対して、今みんながどれぐらい評価しているかが知れること。ここ10年の曲より、それ以上前の曲の方が”I like”と思ってしまう傾向は、なかなか興味深い。

またこのマップは、横軸を眺めて、ポップミュージックの変遷を辿るという楽しみ方もできる。

50年代前半から60年代前半は”Jazz”のデケイド。それから60年代後半に”Rock”が爆発して、その勢いは00年代まで続いている。70年代前後から”Soul”(ニューソウル)、70年代後半には”Disco”が盛り上がりを見せている。また90年代あたりから急激に色が増えて(ジャンル分けも雑になって)、多様化しているのが伺える。そして90年代中盤以降は、やはりクラブミュージックの時代だったことがよくわかる。

The History of Music in the Subways of London

ミックスマスター・モリスが作成した "The History of Music in the Subways of London"