PHILOSOPHY (Page 3 of 3)
最近「何が正しいのかわからない」という話をよく聞く。たしかに2011年だけを考えても、いろんなことがあった。
〈本〉による〈革命〉の夜話。失われた「文学」を憂いつつ、美しい文体で「文学」の本来の意味を取り戻す方法。そしてその繰り返し。
ベストセラーになった社会工学系のビジネス本がしばらくも経たないうちにブックオフで叩き売りされる。別に今に始まったことではないが、そんな状況を見かけるたびに、コンテンツの強度について考えさせられてしまう。
ヴィトゲンシュタイン『論理哲学論考』をトップダウンで上位概念からインストールしてみる。